当院の患者様には有名な洋菓子屋さんの社長さんのOさんという方がいらっしゃいます。
お仕事柄お口の中をいつもきれいにされていて、月に一度は検診とクリーニングを受けに
当院に来院されています。
Oさんはかねてから舌の側面のいつも同じところにできる口内炎を大変気にされておら
れました。11月の末に昭和大学歯科病院に2度目の紹介をさせて頂きました。
当日に歯科病院に行かれ、その後
「今回は1回目と違って、悪性のレベル5段階あるうちの3段階目、
クラス3って言われちゃったんですよ。次の予約は12月の24日だって
言うんですけど、そんなに放っておいて大丈夫なんですかね?」
と言うご相談だったのです。
紹介先のドクターに電話を掛けてきいたところ、確かに今回は前回に比べ悪性の反応が
いくつかありますが、1ヶ月ぐらい置かないと細胞の変化が出ないので、
あえて1ヶ月おいて診ます。そういう事はよく有ることですのでご安心ください。
とのお返事で、その旨をOさんにお伝えしご納得頂きました。
そして12月24日(Oさん結果どうだったかな?)と気になっていたところ。
11時ごろOさんが来院され、「やー今ね、口腔外科に行ってきたんですよ。
そしたら消えてるって!」と満面の笑顔で。
1ヶ月前に悪性のレベルがクラス3と言われた舌の側面のただれが消えていたそうです!
その報告をしにわざわざ来てくださったのです。そしてそのご報告を受けただけでも
嬉しかったのに、手に持った紙袋を差し出してくださり「歯科病院の帰りに会社に寄って、
持ってきました」と、ケーキを持ってきてくださったのです!
スタッフ皆はやる気持ちを抑え午前の仕事を終え、お昼休み、昼食を食べる前に
まず箱からケーキを出させていただきました!
それはなんと私たちが「いいね〜。かわいい〜。おいしそ〜。」
と数日前に指をくわえて見ていた、Oさんの会社のクリスマスケーキの
パンフレットにあったブッシュドノエルそのものだったのです!
思わず歓声が出てしまいました(^^)
そして写真撮影会。食後にたいへん美味しく頂きましたm(_ _)m
Oさんは「クラス3の舌のただれ消失」と「ブッシュドノエル」
ふたつの最高に嬉しいプレゼントを届けて下さって有難うございました。